こんにちは。WEBデザイン担当の石村です。
知恵を絞り、心血を注いで最高のクオリティに仕上げたWebサイトデザインを、先方から「少しイメージと違う」と言われ、何度も修正をしてしまった経験はありませんか?
デザインをしている方の中で、クライアントから変更・修正を指示されることは当たり前のようにあると思われます。
自分の中で”傑作”デザインを完成しても、クライアントの意思とずれてしまったら修正せざるを得ません。
だからこそ修正を想定した「修正・編集しやすいデザインデータ」を作るようにしたいですね。
主な修正パターン
予想される主な修正パターンとして…
- メニューを増やして(減らして)ください
- 色を変えてください
- 四角い枠と角丸枠に変えてください
- ボックス(囲み枠)を増やして(減らして)ください
- 写真を変えてください
- 文章の内容を変えてください
- フォントを変えてください
- ナビやメニューの位置を変えてください
などがあると思います。
そのようなことを想定して、あらかじめ修正しやすくPSDデザインデータを作っていくのが基本となります。
具体的に何をするか?
心当たりがあるところでは、
- レイヤー整理をしておく
- スマートオブジェクト編集 (非破壊編集)
- 「リンクを配置」を利用する
- クリッピングマスクで写真をトリミング
- レイヤー効果編集
- シェイプ編集
- テキストボックスを作ってから文字打ち
…などです。
修正を想定せず、芸術的な一枚絵を描くような感覚で、webサイトをデザインしてしまうと、極端な話(たとえ話のような感覚ですが…)、文字修正だけで普段の10倍以上の時間が掛かってしまうような感覚になります。
それでは次回からは、具体的な自分なりのデータ作成方法の詳細を紹介していきたいと思います。